Anzu Ltd.(以下Anzu)は、2025年上期版としてインゲーム広告の効果や実施した調査情報をまとめた、「Intrinsic In-Game Advertising Key Trends Report」を公開しました。
こちらのレポートでは、世界中のゲームユーザーの行動データおよび広告キャンペーン実績に基づき、インゲーム広告(IIGA)がもたらす広告効果や収益性について詳細に分析しています。
本リリースでは、広告主様およびゲームパブリッシャー様それぞれにとっての注目ポイントをご紹介いたします。
広告主様向け:インゲーム広告の他媒体に対する優位的な価値にご注目ください
1. 圧倒的な視認性と注目率
レポートでは、Anzuのインゲーム広告がモバイルで98.7%、PCで99.9%、コンソールで99.1%、ビデオ広告では99.8%という極めて高い視認率を記録したことが報告されています。 これらの数値はIAS(Integral Ad Science)による測定結果に基づいたもので、同社が定義するディスプレイ広告の平均ベンチマーク(76.1%)を大幅に上回っています。
さらに、ゲームプレイ中のユーザーの視点を追跡し、広告枠が注視されているかを計測する共同調査をLumenと実施。この調査によると、Anzuのインゲーム広告は1,000インプレッションあたりの注視秒数(Attentive Seconds)が2,957秒と、他の主要デジタル広告形式と比較しても圧倒的な結果となりました。
広告フォーマット | 注視秒数(1,000impあたり) |
---|---|
Anzu(平均) | 2,957秒 |
Facebookインフィード広告 | 1,106秒 |
標準ウェブバナー(MPU300x250) | 409秒 |
モバイルバナー(小320×50) | 96秒 |
“The level of attention in-game advertising commands is unrivalled in the digital space.”
── Mike Follett, CEO(Lumen)/レポート p.30 より
広告がスキップされず、自然な流れで表示されるため、広告主様にとってはブランドセーフかつ高注目なメディアとしてご活用いただけます。
2. ブランドリフト指標でも優れた成果
Anzuのブランドリフト調査データでは、インゲーム広告によって以下の効果が確認されています:
- 広告想起:+20ポイント
- 購入意向:+8ポイント
- ブランド好意度:+9ポイント
新たなブランディング施策をお考えの広告主様にとって、インゲーム広告は有力な選択肢といえるでしょう。
“Gaming is one of the most overlooked brand-building channels today.”
── Steve Bagdasarian, Chief Commercial Officer(Comscore)/レポート p.31 より
ゲームパブリッシャー様向け:ゲーム体験を損なわずに新たな収益機会を
1. ゲームプレイを中断しない広告体験
インゲーム広告は、広告がゲーム空間に自然に溶け込むネイティブな形式で表示されるため、プレイヤーの体験を妨げることがありません。
この特性により、ユーザー離脱のリスクを抑えながら広告収益を獲得することが可能です。
“native placement makes the ads feel like a natural part of the experience.”(p.29)
特にスポーツゲームやレーシングゲームなどでは、実世界と同様に広告看板がゲーム内に表示されるため、「違和感がない」広告実装が実現できます。
2. ジャンルに応じた広告フォーマット設計が可能
レポートでは、ゲームジャンルごとの最適な広告フォーマットについても解説されています。
- スポーツ/レーシング:テンポの早い展開に適した静止画広告が効果的です。
- シミュレーション/パズル/アーケード:比較的プレイに余裕があるため、動画広告が浸透しやすい傾向にあります。
ジャンルごとのプレイスタイルに応じて広告設計の最適化が可能な点も、導入判断を後押しする材料となります。
“How players experience intrinsic in-game ads can vary by game genre. In fast-paced environments like racing and sports, where players are constantly on the move, ads need to make an impact quickly, making display a strong choice for certain campaigns. Meanwhile, in slower-paced genres like simulation, arcade, and puzzle, players often have more time to engage with longer-form messaging, creating opportunities for video ads.”(p.21)
Anzuでは、ゲームをエンタメ空間にとどめず、文化・商業・コミュニティが交差する次世代メディア空間として活用することを目指しています。
ARROVAはAnzuとパートナーシップを締結し、広告主様のインゲーム広告を活用したマーケティング施策実行の支援と、 ゲームパブリッシャー様のインゲーム広告を用いた新たな収益の獲得の支援をさせていただきます。
レポート全文をご覧になりたい方は、こちらのAnzu社のウェブサイトより資料をご請求ください。 インゲーム広告へのご出稿やインゲーム広告枠の導入検討など、ご相談をご希望の方は下記のお問い合わせ窓口よりご連絡ください。
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